モデルルーム見学に行って新築マンション購入という選択肢がなくなった話
こんにちは。Jです。
かねてより我が家では「次引っ越すなら賃貸でなく、マンションを買おう」という話をしています。
そして、程よく貯金も出来てきたことだし、そろそろ、と思い、住みたいエリアにある新築マンションのモデルルームを見学に行きました。
今日はその感想や気付いたことを書いていきたいと思います。
モデルルーム見学の予約から
まずは予約をしなければということで。
SUUMOでネット予約しました。
三連休初日のお昼頃に予約をしましたが、その日の夕方には担当者の方からお電話をいただき、2日後(三連休最終日)に訪問決定。
個人的にはホットペッパービューティーみたいに、厳密にネット予約ができて、あとは確認メールを受け取るだけ、くらいの楽さだといいのになとか。
まあそんなに何十件も回らないからいいのかな。
いざモデルルームへお邪魔します
モデルルーム見学と言っても、見学させてもらって即帰宅、というわけにはいかず。
まずは営業さんのトークから。
建設予定地のエリア情報。他のエリアに比べての優位性。その上で、この物件の価格展開がどれだけの魅力なのか。
また、住宅ローンの返済プランもざっくりですが教えてもらいました。
…そういえば、特にマンションの構造についての説明はなかったです。
強度がどうとか、マンションの柱がどうとか。
次のマンション見学の時には訊いてみたい。
ついにお部屋を見学
そして長~いお話のあと(ためになりました!)、いよいよ物件見学へ。
モデルルームは、ちょうど真ん中の価格帯のお部屋ひとつ。
まず初めに気になったところ。
部屋の照明スイッチひとつひとつが我が家よりかなり低い位置にあるなと思って訊いてみたら、車椅子の方でも無理なく押せる場所として低めに設置されているとのこと。
今時のマンションは工夫がされているんだなあと感動しました。
廊下で感じた高級感は板張りによるもの。それはオプションとのこと。
お風呂はもちろん浴室乾燥機付き。これは今の家でも重宝しているのでぜひとも欲しい。合格。
(しかも高性能で段階調節のできるミストサウナが付いてるらしい。普通に付いてるんだな。すごい。使わないだろうけど。←)
主寝室のお部屋はえらくラグジュアリーで、照明やら壁面やら大体訊いたらオプションだった。
そしてメイン。LDKと横の一部屋を透明な引き戸で区切るスタイル。私の理想のやつ。間取り変更は問題ないけど引き戸はオシャレなやつはオプションらしい。
あと一番大切な、キッチン。ダイニング側に向いたオープンスタイル。デフォルトで食洗機付き。理想のまんま。
だけど、うーん。なんか、狭い。形は理想的だけど、新築マンションのキッチンってもっと広いと思ってた。
それが率直な感想でした。
モデルルーム見学後は付近の散策
モデルルームは建設予定地から少し離れた場所にあったため、見学後に歩いて予定地とその付近を歩いてみました。ポケモンやりながら。
何度か来たことのある街だったので大体分かっていましたが、住むことを念頭に歩いてみると、やっぱり違って見えるものもありました。
例えば、昼間だったら平気で歩いていたけれど、もし仕事帰りにここを通るとちょっと暗くて怖いかも、とか。子どもが小学校に通うとき、幹線道路を渡らないといけない、あ、でも歩道橋があるな、とか。スーパーが近くにないじゃないか!とか。一番買い物しやすいエリアへ行く道はずっと坂で、これベビーカー押して荷物持ってってなかなかだな、とか。
前日にグーグルマップで見ていたのですが、実際に歩いてみると、そんなに遠くないと思っていたところが遠かったり坂道だったり。そうかと思えば、予想以上に駅が近かったり人通りが多かったり(いい意味で)。
散策は結構参考になりました。
我が家で議論されたのは、「スーパー遠くないか」問題。
車持ってないし、自転車あっても坂道だし、2~3日に1回は行く場所だし、不便だと困るなと。
隣駅が大きい駅なので仕事帰りにそこに寄るもひとつ、と思いつつ、やっぱり「やべ、たまごないわ」ってなって5~10分で買って帰って来られるって大切ですよね。
特に、今住んでいる家が徒歩10分圏内に5件程スーパーがありまして。それぞれ特化している部分があるのでお魚の日はここ、野菜買いだめの日はここ、ちょっといい肉ならここ、って使い分けられるの重宝してるんです。
スーパーが遠い問題はこの物件と私たちの距離をも遠ざけましたね。
もし子持ち共働きになった時にも、外食するところは少なく、スーパーでお惣菜ということもしづらいとなると。うーん。(お惣菜生活なんて自炊以上に、スーパーが近くないと難しい)
全体的にほとんど不満もなく、立地を考えると価格も安いくらい。だけど
モデルルームを見てみて、資産として価値は高いなと思いましたし、そう思うと値段も全くもって高くない。むしろ安いと思った。
これは買いなのだと思いました。いずれ売ったり貸したりしても問題ないとも思います。
だけど。いい買い物だと思うけど、なんか欲しくない。
先述のスーパー問題はひとつ。(大阪に働きに出てそのままそこで外食して帰ってくるようなDINKS世代には問題ないのだろうけれど。駅近いし。ただそういう人ってここより福島とか本町に住むんじゃねとか。わざわざ神戸に住む意味。)
ただそれ以上に、この物件は手頃で(通勤に)便利で治安もよい、なのに何かモヤモヤする。でもそれが分からない。
そんな時、夫が言った一言でスッキリしました。
「悪口とかそういうつもりじゃなく、あのモデルルーム行った時ね、〇〇の家みたいだなって思った。」
「…それだ。」
知人が最近新築マンションを買ったのです。夫は、その家と同じ印象を抱いたってことです。
つまり言い換えると、【どこにでもあるよくある家】。
それは決して悪く言うつもりではなく、それこそが新築マンションなんだなってことなのです。
画一化され、オプション(とそれにかける予算)の範囲内でだけ自由の効く、箱。
そしてそれが、私たちが常々話したりイメージしていた【理想の家】と異なっていたということだけなのです。
「新築」だから、自由に柱を動かしたり、壁を壊したり、キッチンを新設することもできるというのは幻想で、それを実現するとなると、今度は予算の問題でそのマンションを買うことができなくなってしまう。
つまり、私たちの思い描く【理想の家】は新築マンションにはないのだなという結論なのでした。
今は、中古マンションをリノベーションするのが一番の近道かなと思っています。
前々から中古マンションを考えてはいましたが、今回の見学を通して、改めて「新築がいい」という気持ちが薄れたので、我が家にとっていい経験になりました。
立地や広さ、価格などまだまだ検討の余地はありますが、自分たちの思い描く理想の家を、ふたりで作っていきたいなと思います。
とりあえず、物件検索と「理想」のブラッシュアップから始めたいと思います!
関西圏で菜の花を見るなら、神戸の『コスモスの丘』がオススメ
こんにちは。Jです。
スーパーにも並んでますが、菜の花の季節ですね。
菜の花畑というものを見たことがなかったので、この春こそはと行ってきました。
神戸の総合運動公園にある、コスモスの丘です。
3月19日に行った際の写真がこちら。
そう、地下鉄の線路が下に。フォトジェニック。
5分に1本は通ります。
菜の花は傾斜しているところに植えられています。
そのため高台から見下ろすもよし、下から見上げるもよしですよ~。
三連休の中日に行ったのですが、若者の多いこと!
学生さんやカップル、何より小さな子どものいる家族連れが目立ちました。
周辺に大量のアスレチック遊具があるので、小さいお子さんにはたまらないと思われます。私もああいうの大好きだったな。
そして、総合運動公園にはポケモンの巣がありました。
ぜひ花見もポケモンも楽しんで♡
『キング誕生 池袋ウエストゲートパーク青春篇』を読んだ。いつも時代のすぐそばにある文章が魅力的だと思う。
こんにちは。Jです。
先日読んだ本の感想文書きます。
今回読んだのは、石田衣良さんの小説『キング誕生 池袋ウエストゲートパーク青春篇』。
言わずと知れたIWGP(=池袋ウエストゲートパーク)シリーズ。
今回はその番外編を読んでみました。
IWGPシリーズは、私にとって思い出の作品です。
それは遡ること10年以上前。(ひええ…)
中学生になったばかりの頃、まだ足腰が元気だった祖母と本屋に行った時のこと。
突然の「好きな本を一冊買ってあげる」という言葉。
本は家にあるものを読むか、図書館で借りていた私はなんだかとても嬉しくて、本屋中をグルグルと彷徨った記憶があります。
忘れもしない、アピタの中のあの本屋さん。w
迷いに迷って、小説コーナーで手に取った本が、『池袋ウエストゲートパーク』でした。しかもわざわざ単行本の。子どもの頃のわたしには、単行本は大きな買い物。
帯の言葉に惹かれたのと、当時の私にとって、あの装丁がとてもかっこよく見えた。
(これは文庫本の方ね)
一冊読み終えて、中学生には少~しだけ大人でダークな世界にびっくりしながらも、主人公マコトの語り口に惹かれ、2巻以降はお小遣いを貯めては買い、読み。
そんなこんなで程々に大人になり、私が大学生以降に出た新刊たちは未読という状態で最近まで過ごしておりました。
そこで久しぶりに目にした、IWGPシリーズ。
しかもキングがメインの番外編ときたら、読みますよね。
読んだことある方は共感いただけると思うのですが、キングって超かっこいいのです。マコトとの関係性も多くは語られてこなかったけれど、特別な関係であることは明らかで。その過去が見られるなんて。
IWGPファンには胸熱の一冊。
ただ、読んでみると、あの氷の王様の過去です。そんな明るくも軽くもないお話に決まってます。
彼の過去の全て、そしてマコトとの家族ぐるみの付き合い。
なぜ彼が氷のように冷たい池袋の王様になったのか。そして、何を目的にGボーイズを束ねているのか。
大人びているとはいえ、高校時代の不安定さを孕みながら進んでいく独特の空気が物語にはあります。
そしてわたしがIWGPシリーズに惹かれる理由。
いつだってマコトの文章は、その時代を抱えて語られるということ。
おれは風俗街の路地の幅に切りとられた細い夏空を見あげた。まぶしい入道雲のスライス。ブラック企業は若いガキを低賃金でつかいつぶす。自分の遺伝子を未来に残す希望さえ捨てるくらいの低賃金で。
こんな文章に、その時自分の感じている、社会に関するモヤモヤが反映されていることを読み取り、マコトと共に生きている気持ちになって、また物語に引き込まれていくのです。
いつだってマコトはわたしたちのそばに、わたしたちの方にいてくれる。そんな不思議な安心感。
そして、時代の空気を具現化する若者たちの物語を通して語られる、社会への問題提起を受け取るツール。
わたしにとってのIWGPは、そんな物語です。
また1巻から読み直そうと思った物語でした。
IWGP未読の方は、この巻から読んで、その後に本編を1巻から読むのも楽しいのではと思います。
(わたしにはもうそれができないのが悲しい!)
久しぶりに読んだ小説でした。楽しかった。
【レシピ】豚肉と小松菜のにんにくバター醤油パスタ
こんにちは。Jです。
醤油で作る和風パスタ、お店の味を目指してもなかなか味が決まらないってことありませんか。
今日作った醤油パスタがおいしくできたので、今後の記録として書いておきたいと思います。
よろしければご参考まで。
豚肉と小松菜のにんにくバター醤油パスタ(2人前)
【材料】
- 小松菜 2束
- 豚肉 100g
- 玉ねぎ 1/4個
- エリンギ 1本(他のきのこでも)
- スパゲッティ 2人分
- にんにく 1片
- 薄口醤油 大さじ1(味を見て増減)
- 顆粒だし 小さじ1
- 酒 大さじ1
- マーガリン 大さじ1
- 小麦粉 大さじ1/2
- かつおぶし 少々
- ごま 少々
- 塩コショウ
- オリーブオイル 大さじ1
- 温玉 2個(お好みで)
【作り方】
- 豚肉に塩コショウをし、小麦粉をまぶしておく。
- オリーブオイルにみじん切りしたにんにくを入れ、弱火で熱して香りを出す。
- スライスした玉ねぎを炒め、しんなりしたら豚肉を焼き目がつくまで炒める。
- 豚肉に火が通ったら、エリンギを加え、5cm幅に切った小松菜も茎から順に炒める。
- 酒を加え、アルコールを飛ばす。
- 顆粒だしと塩コショウを加え、さらにマーガリンも加えたら、パスタの茹で汁をお玉2杯ほど加えて混ぜ合わせる。
- 味を見て、必要であれば醤油や塩コショウを加える。
- パスタを1分早くお湯から上げて、ソースのフライパンに入れ、かつおぶしを加えてよく絡ませる。
- 器に盛り、お好みで温玉をのせ、ごまとこしょうを振りかけて、できあがり。
温玉を途中で割って混ぜながら食べるとまた違う味で美味です。
もちろんそのままでもしっかりめの味付けで食が進みます。
カルボナーラやペペロンチーノもいいけれど、和風パスタもやっぱり捨てがたい!
ぜひお試しください。
台湾でカフェ巡り!『CAFE SOLE 日出印象咖啡館』でエスプレッソを味わう
こんにちは。Jです。
今回は台北でもコーヒーが熱いということで、カフェのご紹介。
初めての台湾、初めてのカフェ
CAFE SOLEは、松山文創園區というタバコ工場の跡地にできた文化的な空間にあるカフェです。
来店時は平日の昼前ということもあってか、先客はテイクアウトのお客さん一組と、静かな印象でした。
カフェに見る台湾の素敵なところ
まず入り口からおしゃれで柔らかい雰囲気。
レトロな建物に馴染んだ看板。
台北で素敵だなと思ったことのひとつは、様々な建物をリノベーションするのがとても上手なこと。
全てを新しくするのではなく、使える物・年季が入った物の味を活かすこと。
新しい物にない価値を、壊すことなく大切にすること。
これは日本に住む自分も、大いに学ばなければいけないことだと感じました。
難しいことはうまく言えないけれど、何より、あったかい。
ずっとその建物が、人と共に存在してきたことの証明が、現れるんじゃないかな、なんて考えたりしていました。
入り口の扉を開けるとワゴンが。
日によっては外でワゴン販売したりするんでしょうか。
元気な黄色だけどなんだか優しい絶妙な色味。
いざ店内へ
メニューはこんな感じです。
コーヒーだけでなく、台湾茶もあるのがさすがです。
焼き菓子などもちょこちょこ置いてありました。
店内には若い女性の店員さん2人。
英語で接客してくれました。
(とはいえレジ前に台湾語&英語が書かれたメニュー表があるので指差しで大丈夫です!)
カフェラテを飲んでみる
メニューはたくさんあれど、私が初めて行くカフェで必ず頼むことにしているのは、ドリップコーヒーか、カフェラテ。
大体それでそのお店のこと分かる気がしてる。
今回はカフェラテにしました~。
お姉さんがエスプレッソマシンで丁寧に淹れてくれました。
店内にも席はありましたが、なんとな~くテイクアウトにして、廊下に座ってみたり、やっぱり外のベンチで座ってみたり。 フラフラ。
気になるお味は、エスプレッソがガツンとくるというよりは、比較的マイルド。飲みやすい。
個人的にはガツンとくるのが好みなのですが、今日の気分にはコレだな、という感じ。
なぜなら、このお店の雰囲気にとても合っている味だと思ったからです。
優しい光が差し込む空間には、これくらい柔らかいラテがよい。
そんなことを思わせる不思議なカフェでした。日本でこういう体験したことないかも。
お会計
- 拿鐵珈琲 120元
計120元(約400円)
台湾の外食価格からすると、コーヒーは結構お高めですね。
いや、食べ物が安すぎるのか。
建築や空間を味わうために行くのもおすすめなカフェです。
ぜひ時間にゆとりのある際に、訪れてみてはいかがでしょうか。
その後は近くの誠品生活でお買い物もお忘れなく!
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CAFE SOLE 日出印象咖啡館
松山文創園區, No. 133號, Guangfu S Rd, Xinyi District, Taipei City, 台湾 110
9:00~18:00
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